第7回 【小関順二のドラフト指名予想】東北楽天ゴールデンイーグルス編2014年10月15日

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【目次】
[1] 長く強くあり続けるには日本人選手の充実が最重要
[2] リリーフに適正を感じさせる山崎康晃はおススメ
[3] 和製大砲獲得も視野に入れたい

東北楽天ゴールデンイーグルス 今季戦績

 144試合 64勝80敗 勝率.444 パ・リーグ6位

長く強くあり続けるには日本人選手の充実が最重要

ルーキーながら4勝を挙げた松井裕樹投手。
来季は飛躍に期待がかかる

 14年シーズンは外国人の不調が最後まで響いた。投手はブラックリー、ファルケンボーグ、野手はユーキリス、ジョーンズの4人体制でスタートし、途中からクルーズ、ファンミル、エバンス、ボウカー、ラッツが加わった。この数の多さが今季の楽天の迷走を物語っている。

 外国人の獲得はチーム統括本部スカウトを務める元阪神のデリック・ホワイトが担当し、彼の「MLBの大物でも獲得できる」との進言でA.J.(アンドリュー・ジョーンズ)、マギーなど一流の現役メジャーを獲得してきた。
昨年日本一になった大きな要因だが、日本球界のルールではベンチ入りできるのは4人までと制限されているので、長く強くあり続けるには日本人選手を充実させる以外ない。

 今季最下位に転落してそのことを思い知らされたわけだが、若手の育成に定評のある大久保 博元二軍監督が一軍の監督に就任したのはチームにとってもいいタイミングだった。

 さて、楽天の補強ポイントを過去2年の成績をもとに探してみよう。

◇チーム打撃成績(順位はリーグ成績)
13年 打率.267(2位)、本塁打97(3位)、盗塁62(6位)、得点628(2位)
14年 打率.255(3位)、本塁打78(6位)、盗塁64(5位)、得点549(6位)

◇チーム投手成績
13年 防御率3.51(2位)、セーブ36(2位)、ホールド67(6位)
14年 防御率3.97(5位)、セーブ24(6位)、ホールド53(6位)

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プロフィール

小関 順二
小関 順二
  • 出身地:神奈川県横須賀市生まれ。
  • ■ プロ野球のドラフト(新人補強)戦略の重要性に初めて着目し、野球メディアに「ドラフト」というカテゴリーを確立した。ストップウオッチを使った打者走者の各塁走塁、捕手の二塁スローイングなど各種タイムを紹介したのも初めてで、現在は当たり前のように各種メディアで「1.8秒台の強肩捕手」、「一塁到達3.9秒台の俊足」という表現が使われている。
  • ■ 主な著書に『プロ野球問題だらけの12球団』(年度版・草思社)、『プロ野球スカウティング・レポート』(年度版・廣済堂あかつき)、『ドラフト物語』(廣済堂あかつき)、『野球力』(講談社+α新書)、『プロ野球サムライたち』(文春新書)などがある。
  • ベースボールファン(有料コラム)では、「野球を歩く」を寄稿、野球ファン必見の野球歴史コラムを配信している。 
  • 小関順二公式ブログ

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