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第118回 侍ジャパン プレミア12代表選手が発表される2015年10月12日

【目次】
5位 東北楽天の新監督・梨田昌孝氏の就任記者会見が行われる/ 4位 涌井秀章(千葉ロッテ)が最多勝を獲得!
3位 中村剛也が6度目の本塁打王!/2位 イチローがマーリンズと新たに1年契約!
1位 侍ジャパン プレミア12代表選手が発表される
ペナントレースは全日程が終了し、タイトル獲得者も確定し、また来季へ向けて動き出す球団も明らかになってきました。今回はそのテーマで1週間を振り返ります。
※NPBの選手成績は今シーズンの終了成績です。
5位 東北楽天の新監督・梨田昌孝氏の就任記者会見が行われる

東北楽天の新監督・梨田昌孝氏の就任記者会見が行われる
10月8日(木)、東北楽天ゴールデンイーグルスの新監督・梨田昌孝氏の就任記者会見が行われた。
2001年、大阪近鉄バファローズでリーグ優勝に導き、北海道日本ハムファイターズ時代は2006年、2007年、2009年と計3回の優勝に導いた。梨田氏はチームカラーに応じて特色を持った野球ができる方である。2001年の時は打撃を全面に押し出した野球だったが、北海道日本ハムの時は守備を基本として総合力で勝負するチームだった。どちらかというと北海道日本ハムの方が投打ともにハイレベルで、チームとして成熟していたので、現在の東北楽天はこれまでのドラフト、補強を振り返っても、投手を中心とした守りの野球でチーム作りをしてきた球団である。課題である打撃についてはドラフト、外国人補強で補いつつも、投手力、守備力については梨田氏の理論が入ることになるだろう。
計優勝4回の梨田氏にかかる期待は大きく、必ずや東北楽天を再建できる方であろう。これから秋季練習が行われるが、今からどんなチーム作りが行われるか楽しみである。
4位 涌井秀章(千葉ロッテ)が最多勝を獲得!
10月6日、千葉ロッテの涌井秀章投手が10回3失点の好投で、15勝目を手にした。

涌井秀章(千葉ロッテ)が最多勝を獲得!
気合いがこもった投球であった。今年の涌井は完全復活した気配がある。去年までの涌井は、速球は140キロ前半で、変化球の精度もやや甘く、そこを付け込まれて打たれることが多かった。今年の涌井は、先発でも140キロ後半を計測することが多くなり、さらに変化球の精度も増して、打者へ圧倒できる投球ができるようになった。昨年は汲々としながら投げていたイメージだが、今年は打者を見下ろしているイメージだ。
そして涌井は球数を投げてもクオリティが高い投球ができていること。130球、140球を投げようが、しっかりと最後まで投げぬく。先発26試合で188.2回は平均で7回前後を投げている計算になる。
今年の涌井はまさにエースと呼べる働きであった。今後のCSの活躍だけではなく、さらに来シーズンも同様の成績を期待できるか、注目をしていきたい。
<涌井 秀章選手の経歴>
横浜高-西武ライオンズ・埼玉西武ライオンズ(2005年~2013年)-千葉ロッテマリーンズ(2014年~)
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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