- トップ
- コラム
- Weekly TOP5
- 大谷翔平が史上最速の2億円到達!
第126回 大谷翔平が史上最速の2億円到達!2015年12月07日

【目次】
5位 ザック・グリンキーがダイヤモンドバックスと6年契約!/ 4位 青木宣親がマリナーズと1年契約
3位 中日がMLB通算66本塁打のビシエドと契約/2位 中村剛也が野手最高額の4億1000万円でサイン!
1位 大谷翔平が史上最速の2億円到達
大型選手の契約更改も続々行われてきました。まさに夢のような金額。そんな金額を手にする選手を中心にピックアップしました!
※NPBの選手成績は今シーズンの終了成績です。
5位 ザック・グリンキーがダイヤモンドバックスと6年契約!

ザック・グリンキーがダイヤモンドバックスと6年契約!
12月5日、ザック・グリンキー投手がダイヤモンドバックスと大型契約を結んだことを発表した。
クレイトン・カーショウとともにドジャースが誇る2本柱として活躍するグリンキー。2004年からデビューを果たした剛腕投手だが、2005年には5勝17敗と負け数が多く、かなり苦しみを味わっていたが、年々安定感を増していき、2009年には16勝8敗、ブリュワーズに移籍した2011年には16勝6敗と勝ち越すようになり、ドジャースに移籍した2013年からは、15勝4敗、17勝3敗、19勝3敗と別格の安定感を見せていた。今年は19勝だけではなく、防御率1.66と最優秀防御率も獲得し、まさにキャリアハイの成績を残したのである。150キロ前後のストレートとMLBの中では突出したものではないが、スライダー、チェンジアップ、カットボール、カーブといずれも精度が高く、特にスライダー、チェンジアップのキレがずば抜けており、意図通りにコントロールができている。
MLBで活躍するのもストレートの速さだけではないというのが分かる投手である。現在、通算142勝の大投手が選んだのはダイヤモンドバックス。それも6年契約である。平均年俸3442万ドルはMLB史上最高額といわれる。残りの6年間。グリンキーは期待通りの活躍を見せられるのか。求められるレベルは高いが、これからも安定してタイトル争いに加わる活躍を見せてほしい。
4位 青木宣親がマリナーズと1年契約
12月2日(水)、青木宣親選手がマリナーズと契約合意を結んだことを発表した。

青木宣親がマリナーズと1年契約
今年、FAになった青木宣親。今季はジャイアンツに移籍。2年連続の世界一へ向けて、戦力として期待された。開幕当初からレギュラーとして試合に出場をしていたが、8月9日、頭部死球を受けて、負傷退場。その後、復帰したものの、めまいの症状などを訴え、シーズン途中で休養となった。ジャイアンツは11月、青木との契約更新を行使せず、青木はFAとなり、12月2日にマリナーズとの契約が決まった。
これで青木は、4球団目。そして来季は5シーズン目のプレーとなる。すっかりとMLBのプレーヤーとして板が付き、持ち前のバットコントロール、二桁盗塁を期待出来る俊足、さらには堅実な守備と、ホームランといった長打は少なくてもチームの貢献度が高いプレーができる選手としてさらなる活躍が求められるだろう。今年活躍できなかった分、飛躍のシーズンにしていきたい。
【次のページ】 3位 中日がMLB通算66本塁打のビシエドと契約/2位 中村剛也が野手最高額の4億1000万円でサイン!

- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
コメントを投稿する